7月が過ぎると毎日どんどん気温も上がり、熱帯夜というワードもよく飛び交うようになってきました。
熱中症対策に冷房を付けるのは非常に大切なことですが、少しでも冷房を付ける時間を少なくしたいと考える節約人間にとっては厳しい毎日が続きそうです。
しかし日中が暑くても、夜が涼しい日もあることはご存じですか。1度つけてしまうと冷房が消せないと思い込んでいませんか。
今回紹介する「ナイトパージ」というものは「外よりも室内が暑い場合に、夜の涼しい空気を室内にとりこみ、家を涼しくすること」ことです。夜から朝にかけて涼しい日を見つけて、その日は外気をとりいれる工夫をして、涼しく節約して夜を過ごそうというものになります。
(注:ナイトパージは一般的に4月~6月と9月~11月に有効と言われています)
冷房を消すと危険ではないかしら。朝は暑いような気がします
そのために天気予報の気温をしっかり確認することが大切です。無理はしてはいけません
まずこちら本日の私の住む関西のある街の天気予報をご覧ください。
日中と夜の温度を確認しましょう
わが町は、日中は本日も「35℃」を超えると予想がでました。地獄の予感です。
会社員が帰宅ラッシュの18時ごろを見ても「31℃」となっています。まだまだ非常に危険な暑さが続きますね。また閉め切った室内はかなり熱をため込んでいるので帰宅時の不快指数は相当なものでしょう。
しかし、続いて23時をご覧ください。外気の温度が「26℃」まで下がりました。1時には「25℃」予想です。仮に冷房を「27℃」に設定していたならば外気が室内の温度を下回ったことがわかります。
次の日の朝方は7時まで25℃予想となっているのでこちらも涼しいことがわかります。
不快指数で体感温度を確認しましょう
もう一つ不快指数という指標でもみていきましょう。こちらは夏の蒸し暑さを、気温と湿度から計算した温熱指標の一つです。人間の体感による不快を数字で示したものになります。
不快指数ー高精度計算サイト‐keisan-casio
http://keisan.casio.jp/exec/system/1202883065
こちらで確認したところ、朝が25℃で77%であれば「暑くない」となりました。
26度で74%は「やや暑い」なので、扇風機をしっかりつけるか、暑さが苦手な人は無理をしないでほうがいいでしょう。扇風機は室内の温度を下げることはできませんが、体感温度を2-3度下げて涼しさを感じることができるので有効です。
※扇風機はエアコンと比べるとはるかに節約効果が高くなりますよ。よろしければこちらの記事もご参考にしてください。
それでは私のおすすめのナイトパージのやり方をご紹介します。
いかがだったでしょうか。さらに高くなっていく電気代の節約として、少しでもみなさんの役に立てたらうれしいです。必ず天気予報などでしっかりと気温を確認して行ってくださいね。体調のすぐれないときは無理せず冷房を付けることも大切です。
無理せず楽しく快適に節約、これからもよろしくお願いいたします。
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